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レイニーデイ・イン・ニューヨークのふーたらのレビュー・感想・評価

3.2
ティモシー・シャラメ演ずるギャッツビーは、裕福なニューヨーカーで、一応親の勧めでアイビーリーグの大学に進学したものの、すぐに辞めて、少し田舎のペンシルバニア州の大学に漠然と通っている、全てのことに恵まれているけど、ちょっと母親と合わずに、斜に構えている学生。

エル・ファニング演ずるアシュレーは、アリゾナ州の都市銀行の経営者を親に持つ、裕福だけど、ちょっと田舎者って感じで、ペンシルバニア州の大学でジャーナリストを目指している、ちょっとミーハーな学生。

で、アシュレーの大学の課題で大物映画監督のインタビューのため、ニューヨークのマンハッタンを訪れて、折角なんでインタビューが終わったら、田舎者のアシュレーをニューヨーカーのギャッツビーが案内して、素敵な一夜を過ごそうと計画を立てていたところ、突然の夕立のように、色んなことが起きて、計画通り行かないってお話し。

エル・ファニングが、程よい田舎者の純朴なミーハーさ加減が、出会う大物映画監督や脚本家やプレボーイ俳優らのココロを鷲づかみにしつつ、振り回される感じが、面白いかなって感じ。

まあ、何一つ共感出来るところもなく、ただただ雨のニューヨークの景色が、目の前を素通りしていく感じ。

「教授のおかしな妄想殺人」、「カフェ・ソサエティ」、「女と男の観覧車」と最近のウディ・アレン作品は一通り劇場で観たけど、「カフェ・ソサエティ」以外はイマイチ自分とは合わなかった感じ。

2020年に劇場で観た映画の中で41位(57本中)です。
(本数は新作、および準新作の劇場鑑賞本数で、複数回鑑賞も1本でカウントしています。)

(2020/07/08 シネプレックス小倉 2D 字幕)
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