希望の宛
食べることは生きることに直結してる。
子供目線で描かれた人生の大きな壁。
大人が見下ろしながら選ぶ解決策には当然至らない。
胸が締め付けられるシーンが続くし、正直明るい物語ではない。
言葉の選択が正しいのか悩ましいけれど、「可哀想」な子供に見せるための演出が続く。同志と見るか、哀れみを抱くか。
あんなにかわいいエンディング曲も、より余韻を深める要素になっていた。
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小学5年生のユウトは食堂を営む両親に、育児放棄されたタカシを気にかけるよう言いつけられている。ある日ユウトは車上生活をする姉妹と出会う。