子ども目線で見るか、現在の自分の立場で見るかで感じ方は大きく変わりそう。
全てが映画内で描写されてるわけではないのは、最初何故かと思ったが子ども達からしたら理由は分からないからか。ノンフィクション風フィクションといったところ。
怖いのは無関心と遠慮。
ユウトの父母の会話は、多くの日本人の主張だろうなぁと思う。積極的に「他人」と関われるかどうか、それは子どもだからできるのか、大人になると常識が邪魔をするのか。
ユウトの両親もいい人達ではあるものの、「普通の」人なので、子ども目線だともどかしさを感じる。
犬や猫を「拾ってくる」のとはわけが違うが、自分たちにできることをやろうとするのが最後の貼り紙に繋がってるんだろう。
鈴木梨央ちゃんの演技はめちゃくちゃすごいな。他の子役もよかったけど、飛び抜けていたように思う。
