こどもしょくどうの作品情報・感想・評価 - 2ページ目

こどもしょくどう2017年製作の映画)

上映日:2019年03月23日

製作国:

上映時間:92分

3.7

あらすじ

「こどもしょくどう」に投稿された感想・評価

kao

kaoの感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

初めて知った田端駅にあるバリアフリーのミニシアターcinema chupkiさんで鑑賞。こんな素敵なとこがあったなんて!20席しかないけどとても意義ある!東京都内の方ぜひ。この作品も聴覚障害ある人に役立つ日本語字幕付。
さて、本題。子供の貧困がテーマ。鈴木梨央ちゃんが秀逸なのは言わずもがな、ユウトくんの目線で描かれているのもよいと思うのだけど…あぁ、モヤモヤする~!もっと伝わる脚本の作り方があったんではというのが率直な感想。そもそも貧困って…どのくらい身近な問題なんだろうか…?
私は食べ物に困ってそうな人に過去2度会ったことがある。
ひとりは派遣で来ていた小山さん。彼女のお昼ごはんはいつも塩にぎり1個。毎日毎日おにぎりだけ。心配なのでゴメンね立ち入ったことを聞くけど…と切り出したら父からのDVから逃れて母とお姉さんとで夜逃げ同然で引っ越したばかりで、と言う。見かねて仲間内で食べ物持ち寄ったりしたのだけど、やがて気まずくなったのか彼女は辞めてしまった。
もうひとりはトモヨちゃん。
もう15年程前のこと、うちの子が小1で下の子が産まれて半年たった頃に、小3のトモヨちゃんって子が何故か毎週土曜の昼時にピンポーン…と訪ねてくるようになり、『ごめんね、今うち昼ごはん中なのよね、トモヨちゃんはもうたべたの?』と聞くとニヤニヤしながら『もうお米ないから…』という。近所の噂によればトモヨちゃんは6人兄弟で下から2番目。母親は僅かなご飯代の小銭おいていつも仕事で不在、市営住宅にいて冬でも半袖シャツにお兄ちゃんのジャンパー、裸足でビーサン、カマキリの如く手足は恐ろしく細い。ある冬に熱で倒れてるところを近所の人が見かねて病院に連れていったとか。あのこはくすねる癖あるから家にはあげない方がいいとまで言う人も。でもトモヨちゃんのいいところは人懐こくて赤ちゃんあやすのが上手。あんまり昼時にくるので一緒に縁側でおにぎりと麦茶を出したら『お茶、飲めないの…。ジュースしか飲めない』とニヤニヤしながら言うトモヨちゃんの歯はめっちゃガタガタ。多分歯磨きもいい加減、痛くても医者なんて連れてもらったことないんだろう。何度目かのおにぎりtimeの時『お母さんから100円もらったらたまにはお菓子じゃなくておにぎり買うんだよ。お菓子よりおにぎりは元気のもとだからね』とダメもとで諭してみた。
それから数ヶ月して児童相談所の人に連れていかれたみたいだと、そんな噂を最後に彼女の行方は知らない。

車中生活をしている姉妹を何とかしたいという気持ちになったユウトくんの変化は尊いけれど、前半ユウトくんの行動は腹が立つシーンが何度もあって、部活友達のタカシくんが苛められていても傍観者だし(自分の無力をわかっているのかもしれないけど)タカシくんの家に仲間とあがりこみ、人んちの冷蔵庫を勝手にあけ、しかもそこで発見した千円札を勝手に全員でお菓子を買って食べるのも平気な神経、梨央ちゃんたちに食べ物を届けに行く時にはタカシくんを子分みたいに使うし。姉妹のお母さんを捜しに子供らだけで電車に乗って遠くへ行く時も自分ちの店の売上をレジから全部かっさらって出ていく、その神経。一瞬でいいからためらってほしかったなぁ。
父役に吉岡秀隆さんといういい役者さん使ってるのに染みるシーンがなかったのが残念…。ユウトくんのお母さん役、常盤貴子さんが生理痛に耐える梨央お姉ちゃんをサッと気がついて優しくケアするシーンはよかった…思春期にネグレクトにあった場合こういうデリケートな部分はお母さん役をしてくれる誰かが絶対必要だ。
児童相談所に行ってしまう梨央ちゃんたちの車を必死に追いかけて走るユウトくん、どんな言葉を叫ぶのかと思いきや結局、何も発せず、そこを埋めるユウトくんの表情などのカットもなく…。
児童相談所に連れて行かれるシーン、連行→この世の終わりみたいな描きかたも可哀想な子供って位置付けしちゃったみたいで嫌でした。
ラスト、子供食堂を始めた店の貼り紙『小学生無料』…これ、小学生や小さい子供も読めるようにフリガナふるとか平仮名で書いて欲しかったなぁ。
食堂もいいけど、親が子を捨てる等という選択をしないためには、教育と、働く場があること、福祉の専門家を育てていくことを並行してやっていかないと貧困の連鎖は断ちきれないような気がします。
まぁモヤモヤ150%だけれど、このテーマを選択した監督さんには感謝!だって考えるきっかけにはなったので。そういう意味ではぜひ多くの人に観て欲しい作品です。
がっち

がっちの感想・評価

3.5
最近の事件を見ていると、現実はこの映画以上のものがあるのだろうな〜と、とても切ない気持ちになった。
バ

バの感想・評価

-
こういう、「現実の問題に目を向けるための映画」を自ら観ることってまず無いので、そういう意味では良い経験になったと思う
でもやっぱり自分はこういうの得意じゃ無いんだ、現実逃避のために映画観ちゃうよねーもっと幅持たせていこうな、と再確認
子供たちのやりとりが一番リアルだったな、あの言葉たらずで分かりづらいコミュニケーションの感じとか
バタコ

バタコの感想・評価

2.1
子どもの貧困に真正面から取り組んですごい。
本当と嘘の狭間

孤食という社会問題と
子ども食堂という社会活動

子供の目線から描かれていたのがとても良かった。胸が苦しくなるようなシーンもあったけど、前を向いて生きようとする子供達の心が上手く描かれていた。

子供達と一緒に観るのも良さそう。
2019/05/22
鈴木梨央ちゃんが凄い!
他の子役も良かったけど、彼女は別格だった(^o^)
25本目
「結局確実にしてやれる事は、食べさせてやる事だけなんだ」
ただそれだけの事に気付き「こどもしょくどう」が始まるまでが描かれた物語。
何も恐れる事ないですよね。
記録 2019 05月 15本目 累計 110本目

それぞれの気持ちはわからないでもないが、登場人物全員の行動にどうも納得がいかず、ん〜って感じ。
あえてなんだろうけど、極端な反撃はあれこそすれそれぞれは変わってない気がする。

高校生達には腹が立った。

このレビューはネタバレを含みます

車で生活する子供、子供を捨てる親、そんな子たちを前にどうしたらいいかわからない、見て見ぬ振りをする大人。
家族4人で幸せに暮らしていたのにどうして車中で暮らすようになったのか、お母さんとお父さんの行方など明かされない部分も多いし、お母さんの「ちゃんと見てなさい」もよくわかんなかったけど
知らない男と母親が久し振りに帰ってきてると家にいられないところとか、冷蔵庫にお金だけ入ってるところとか、そういう描写がリアルだった。
『こどもしょくどう』船堀シネパルで開催された日向寺太郎監督舞台挨拶付き上映会で鑑賞して来ました(^o^)/

原作・脚本は足立紳さんだったんですね💡

えっ❗❔これ “ こども食堂 ” (って題名的確)❔と思って見たら、ラスト “ こどもしょくどう ” でした❤

個食からの “ 子ども食堂 ” の必要性だけじゃなくて、社会が生み出した貧困やネグレクト(育児放棄)を子どもの視点から描いてます💧

子どもたち(鈴木梨央・藤本哉太)&常盤貴子さんの演技がとっても自然で切なさ感じました。

江戸川区の「子ども食堂」が、えどがわっ子食堂ネットワークとして現在22ヵ所展開している事も初めて知りました💡

ご一緒した『のぼうの城』EXで共演したてんさん(米澤さん)は、川崎でお手伝いしてたり、身近な友人知人も各地で関わっている「子ども食堂」色々考えさせられた蠍座満月(ウエクサ祭)でした🌕

89/2019