YMO好きだったので鋤田を知っていた。だから、オープニングがビハインド ザマスクで、うれしくて少しにやけた。
でも一抹の不安が。鋤田のYMO写真集を買って失敗したからだ。紙質の問題はいいとしても、白紙のページが続く写真家ってなんだよと。
鋤田という写真家は、ひとりよがりのいけ好かないやつなんだろうと思っていた。
で、このドキュメンタリーを観て、あやまります。申し訳ございませんでした。
気の優しそうな人ではないか。まったくイメージと違った。
鋤田さんとは知らずに、鋤田さんの写真いっぱい見てました。デビットボウイも聴いてました。イギーポップもミカバンドも忌野清志郎も聴いてました。
だから、この映画でもっとアーティストの曲も聴きたかった。
こういうドキュメンタリーを観に来る観客がいつもの映画の観客と違ってちょっと楽しめた。