デビッド・ボウイやマーク・ボランはじめ、国内外のアーティストのポートレートやアルバムジャケットを手掛けてきた写真家、鋤田正義に迫るドキュメンタリー。
音楽や映画が好きな人なら誰でも一度は目にした事のあるアートワークの数々。恥ずかしながら日本人の手によるものとは知りませんでした。そしてそのことを知った今、誇らしさと同時に尊敬の念を禁じ得ない。
世界的に有名な写真の貴重な撮影秘話が、関わった人々や本人の証言によって明らかになる。鋤田氏の人柄や目線が謙虚かつ優しさに溢れていて、国籍を超えて様々なアーティストとの交流があるのも至極納得です。
写真好きな、音楽好きな方にはぜひ観て欲しい、良質なドキュメンタリーでした。