観光客で賑わうプエルトリコのパロミノス島で、人間がサメに襲われたという通報が地元警察に入る。
現場に残ったカメラには、頭が4つあるサメが写った写真が…。
頭が4つに(&プラス1)なった凶暴大食漢ザメが人間を襲うパニックホラー作品。
サメ映画ファンに愛されて『ダブルヘッド・ジョーズ』『トリプルヘッド・ジョーズ』に続くシリーズ第3弾。
安心と信頼のアサイラム×アルバトロスの最狂タッグだよ。
『ダブルヘッド』でもどうかと思っていたのに、ここまで進化。
『フォーヘッド』を飛び越えて、『ファイブヘッド』。
だが、本作は過去2作品に比べて犠牲者が少ない。
さらに「沈みゆく〇〇」といった緊張感を伴うシーンもない。
過去の作品とは全く関係なく、それぞれ独自の世界なので、『ファイブヘッド』から観ても、全然大丈夫です。
因みにジャケ写では、前面に5つ頭が有るように見えますが、実際の本編では前頭4、尾びれに1つ頭の状態になっております。
この尾びれ部分にある5つ目の頭は、作中でど~でもいい扱いなのが哀れを誘う。
しかも餌は、前の子たちの余り物が流れてきたときにゲット。
泣ける~~~。
また、「この頭だけ脳しんとうの危険性があって不満が溜まりそうだぁー」、と思いながら観てました。
女性陣はみんなそこそこのレベルなので、観ていて楽しいです。
初っ端から水着の姉さんがたくさん出てくるサービスカットもあるし(冒頭で全員喰われる)。
私が特にいいなと思ったのは、中盤あたりでリゾートに興じる人達の中にサーフィンをする女の子がいて、それがとてもセクシーだったことです。
そして、主要人物は危険な任務なのに、何故かビキニになります。
ちなみに、なぜこんな生物が誕生したのか?
…さあ?
太古の?研究の副作用?生物兵器?宇宙から?
…さあ?
だって劇中でその話題は1つもなかったんだもの。
どうやら『シックスヘッド』という更に悪ノリした作品まであるようだ。