2018年 163本目
福田監督作品で初めて感動した。山田孝之のなんともそこら辺の普通の人っぽいセリフ回しが、映画ってことを忘れさせてくれるくらい良い。
キャストメンバーは、いつもの福田組であることには間違いないけど、みんないつもとは違う面から演技をしていてとても新鮮。特にムロツヨシはああいった、良き相談相手的なポジションに向いてると思うなぁ。演技もすごく自然だし。
次の日には彼女に忘れられることで、それを利用してイチャイチャしたいんだろ！って勝手に思ってたけど、そんなことない。むしろ傷ついて傷ついて、その先にある幸せを掴む感動的なお話だった。肩の荷を降ろして鑑賞して、終わった後にはスッとするような、そんな作品。
