「コメディ要素が邪魔なリメイク」
2004年のハリウッド映画を福田雄一が監督がリメイク。今テレビドラマでも「今日から俺は‼︎」を手掛けてたり今年だけでもめちゃめちゃ作品作ってるなあ。
元ネタを見てないので比べることはできないが、コレ悉くギャグな部分がいらないと思った。福田監督のいつものノリが受け入れれるならコメディありシリアスありで良いのかも知れないが、正直このノリもう飽きてきた感がある。
特に佐藤二朗とムロツヨシは福田作品にはほぼ出ているし、ノリもいつもと変わらないのでこういう感動系でもふざけてるとこ見てるとなんか冷めてくる。佐藤二朗なんて仮にも重い障害を抱えてるヒロインの親父なのにそんなノリしてると娘のコト本当に考えてるのかと思ってしまうわ。
記憶を保てない障害モノはいくつか見たので、目新しさは無いが、やっぱり感動するのは感動したなあ。あんま言うとネタバレになるが、主人公大輔の瑠衣の為に取る行動がコメディ部分も含めて好感度が徐々に上がっていくのが上手い。
上でも言ってるようにどうやってヒロイン瑠衣を口説き落とすか試行錯誤する様は笑えたし、コメディ部分を一切無くすなとは言わないが、もうちょっとメリハリ付けて欲しかった。惜しい。
