おなべ

ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷のおなべのレビュー・感想・評価

3.5
『ジグソウ』『プリデスティネーション』の監督が贈る、アメリカ史上最も呪われた幽霊屋敷と謳われるウィンチェスターハウスを題材にして作られたオカルトホラー映画。実際に屋敷はアメリカのカリフォルニア州サンノゼに実在しており、家主であるサラ・ウィンチェスターが1922年に死ぬまでの約38年間にも及び24時間365日増築が為されたそう。観光地になっているので一度足を運んでみたいものです。

呪われていると言うのは、ウィンチェスター銃によって殺された者達の魂が悪霊となって屋敷に取り憑いている事が原因だと言われているそうです。撮影中も度々怪現象が目撃されており、中には身の危険を感じた方もいるらしいです。

確かにこの実話を聴くと身の毛もよだつ程恐ろしいと思いますし撮影も一部のシーンは実際に本物の屋敷を使って撮影したそうなので、作中でも雰囲気も造りもリアリティ溢れる怪屋敷で恐怖を煽る演出は十分でしたが、物語的には少し退屈で、鑑賞後に演出以外に何も残らなかったので少し残念でした。
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