たつなみ

ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷のたつなみのレビュー・感想・評価

2.0
ウィンチェスターハウスは昔荒木飛呂彦の『変人偏屈列伝』っていうマンガで初めて知った記憶がある。

”ずーっと増築し続けてる家”っていう題材は面白いけど、このエピソードを長編映画として作るにはかなり苦しかったんだろうな。
色んな設定を盛り込んで相当脚色してるけど、残念ながらあの映画にソックリで既視感だらけ。
それにとにかく話が鈍重で飽きてくる。

家を増築し続けることにより、集まってくる悪霊たちを迷わせるとか、閉じ込めておくとかいう理屈は分かるんだけど、もう少しウィンチェスターハウスの『迷宮感』とか『お化け屋敷感』を強調しても良かったんじゃないか。
予算の都合なのか、あんまり家の広大さを感じられなかった。

監督とか脚本家は「ウィンチェスターハウスの映画を作れ!」って無茶振りされて相当苦労したのかな。