アキレス腱が切れた後って、よほどのモチベーションがないと、諦めてしまうものなのかな？
ライバルのあの子はあきらの存在があったから復活したけど、あきらには無かったって事？
その辺の事情は全く描かれていなかったのでよく分からなかったが、
あきらから告白されても浮付く事なく、あきらを本当にやりたい事に戻してあげる店長は、やっぱり素敵な大人。
あきらはただの老け専じゃなく、人を見る目は確かだったって事だね。
というか、この映画には悪い人なんて出てこないんだけどね。
店長にも自分の夢がある。
他の従業員達からはいつもボロクソに言われている店長だけど、
あきらと出会えた事で存在を認めてもらえて、夢を諦めきれない自分を肯定する事が出来たのだろう。
特に何かが起こる訳ではないが、人の気持ちが変わる瞬間が静かに描けている作品だな、と思いました。
