Sasada

恋は雨上がりのようにのSasadaのレビュー・感想・評価

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)
3.9
止まっていた時が、動きだす。
過去の痛みが、強さに変わる。

恋愛映画というよりは青春映画という方がふさわしいか。爽やかで後味の良い1本です。

無駄に走るとか大声出すとか、雨の中好きな人を待つとか。青春映画!って、感じのシーンがたくさん。

無鉄砲に思えても周りを多少傷つけても何かに挑めるのは若さの特権。
自分を犠牲にし周りに多少疎まれても“その人”を思えるのは大人の優しさ。

どちらも描けていてステキな作品になっていました。

そして主人公2人の背中を最後に押すのはそれぞれの同級生。
小松菜奈には清野菜名が。大泉洋には戸次重幸がいた。

17歳でも45歳でも、男でも女でも、
前にも進むためのパワーになるのはやっぱり昔からの仲間だったのがすごく嬉しかった。


さらに音楽の使い方でテンポを生み出し、カメラワークは2人を優しく包む。

特に序盤と最終盤は疾走感に溢れるシーンになっていて大好きでした。
(中盤あまりにウェットになったのは気になったけど)

小松菜奈が美しいしナックスファンにはたまらない2人の共演があるし、清野菜名の陸上部感すごいし、キャストの魅力も溢れる1本でした。