背骨

恋は雨上がりのようにの背骨のレビュー・感想・評価

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)
4.2
愛しのファミレス店長に会うためにトラック〜公道を疾走し、ヒーローポーズを決める5億点のオープニングから、雨が上がりパッと視界が晴れるような素敵なラストまで、小松菜奈の圧倒的天使感に守護られているような映画だった!

才能ある陸上選手だったがケガをして夢が途切れてしまった女子高生と、小説家としては既に負け確なのにまだ夢に囚われている中年男。

そこから一歩も前に進めなくなった二人が、心にポッカリ空いた穴を埋めてくれる何かを相手に見出す。

女子高生と中年男のキモい恋愛なんて言う人もいるようだけど、年齢や経歴など外っ側にあるもの全部剥がした純粋な想いだけで繋がれるなんて凄く素敵なストーリーだよねぇ。

白眉のシーンはあきらと店長が全く違う理由で汗臭いワイシャツの匂いを嗅ぐところ。
お互い負った傷は違っても一緒にいるというだけでその傷が埋められていくという現象とリンクしてしまって、周りは笑ってたけど、自分はかなりグッときました。

主役のふたりは当然のごとく素晴らしかったけど、脇役も充実。
特に清野菜名ちゃんはヒロインの友達役がピッタリきてた。

主題歌も良かったし、前半のMV的編集も物語への没入感を加速するためにうまく機能してたと思う。

それらのことを踏まえて、自分はこの映画を200%肯定的な意味で最高のアイドル映画だと言いたい!!