チョコミント

恋は雨上がりのようにのチョコミントのレビュー・感想・評価

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)
3.8
原作のファンだったので鑑賞。

足を怪我して大好きだった陸上をできなくなってしまった女子高生のあきらの片思い相手はバツイチ子持ちのバイト先の店長。
2人を中心に繊細な人間関係を描いた青春恋愛映画。

見ようか見まいか正直迷っていましたが、機会があったので鑑賞。予想以上に凄く良かったです…!!あんなに愛おしくて切なくて清々しい恋愛映画見たことないです。(というよりもあまり恋愛映画見ないからだと思います)
悶々とせず、すっきりした気持ちで見ることが出来たので良かったと思います。

話は原作の前半が多めなんじゃないかなという印象を受けました。あとは重要な部分を抜粋した感じ。そりゃそうだよな~~~!!2時間で全部詰め込むのは無理だもんな~!!そう思うと製作者さんかなり頑張ってくれたんじゃないですかね、この作品作るの。要点をまとめてちゃんと話も完結させていて良かったです。

あきらちゃん役の小松菜奈ちゃんがそのまんまのあきらちゃんでした。鋭い目にサラサラした黒髪、すらっとした足に高い身長……まんまあきらちゃんでした。あきらちゃん役を射止めた理由もわかる気がします。
演技も◎で、あきらちゃんの不器用だけどまっすぐなところが上手に表現出来ていたと思います。あきらちゃんのあのTシャツ私も欲しいです。笑

店長役の大泉洋さんは見た時少しイメージと違うな〜😓と思っていたのですがこれもこれで良かった!!
普段「水曜どうでし○う」とか「おにぎりあた○めますか」とかの番組ではしゃいでるイメージが強かったのですが、店長の優しいけど抜けてる感じの演技が凄く好きでした。笑う時の豪快さは大泉洋さん感が出ていて個人的には好きです笑

原作を読んでる側から見ると、原作寄りのキャラと原作と少し違うキャラが割とはっきり分かれている気がしました。
個人的に原作に寄ってると思うのはあきらちゃん、加瀬さん、結衣ちゃん、ちひろさん。でも結衣ちゃんは少し身長が高かったかも😅
原作と少し違うのは店長、吉澤、喜屋武ちゃん。でも演技は上手だったのでこれはこれで好きです。でもやっぱり一番好きなのはちひろさん~~~!!大人の渋みが溢れてました!!戸次さんの演技も相極まって最高にかっこよかったです……!!

でもどうしても映画版吉澤が好きになれない。漫画版吉澤はまだ好感が持てるけど映画版の吉澤ただただしつこい同級生のような印象が出ていて好きになれませんでした。しかも最後のセリフで受け入れられなくなりました。あれはいらなかったでしょ…完全に好きになれなくなってしまったよ…ただスピンオフが配信されているらしいのでそちらを見ればかなり印象変わるのかな?とも思います。機会があれば見てみたいです。

エンディングは原作と少し違っていたのですが、映画のエンディングの方が私は好きです。内容は割愛されていますが、ドラマチックなラストが印象的で、本当にいい終わり方をしてくれたと思います。見ている側も、罪悪感や残留感がなく、清々しい気持ちで終わることが出来ました。製作者さんに拍手を送りたいです👏

私は映画を見ると基本ずっと泣いてるタイプなのですが、最後にエンディングで主題歌の「フロントメモリー」が流れた時は大きな波がきて大号泣しました。あそこであんなに素晴らしい曲を流すのは卑怯だ……
フロントメモリーの爽やかでノリがいいけれどどこか切ない雰囲気が本編と合っていて良かったです。帰りのバスでもずっと泣いてました。本当、製作者さんにお礼を言いたいです……。恋雨を作ってくれてありがとう……。フロントメモリーを主題歌にしてくれてありがとう……。

この映画では人間同士の繊細なすれ違いがポイントになってきます。相手を知らないから不安になる。だから、相手をよく知ろうとする気持ちが大切なのだなと思いました。
恋雨のような年の差恋愛は世間から見ると、現状的には悪印象を持たれることが多いと思います。でも、本人達が互いをどう思ってるかなんて、本人達にしか分からない。分からないから決めつける。このような世間からの目に苦しんでいる人達もいると思います。だから、私は自分達から知ろうとする気持ちを持つべきだと思います。
勝手な偏見を持たないで、相手を理解してあげるべきだと思いました。これは恋愛面だけじゃなくて、それ以外でも同じです。
人に話せない思いを抱えて苦しんでいる人達が少しでも減ればいいと思います。

原作も連載が終了してしまいましたが、私はずっと恋雨のファンです!!これからも眉月先生を応援しています!!
実写映画化おめでとうございました!!