ぽわぽわ今年もあとわずかだね

恋は雨上がりのようにのぽわぽわ今年もあとわずかだねのレビュー・感想・評価

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)
4.2
2018年、20本目の劇場鑑賞。


夢を失った17歳、夢を忘れた45歳。

ふたり、人生の雨宿り中―――


『世界から猫が消えたなら』の永井聡監督作。

この映画、当たりだった!

タイトルだけだと恋愛物かと思うが全然そんなことはなく、夢を諦め立ち止まってた二人が再び前に進む爽やかなヒューマンストーリーでした。

前に深夜でアニメをやっててそれは観てたんですが、アニメよりもさらにドラマ部分に焦点をあててましたね。

橘あきら役の小松菜奈が原作ソックリで、ナイスキャスティング!

愛想のないクールな目付きとかそのまんまだった。

店長・近藤役の大泉洋は原作には似てないが、情けない役は似合ってましたね。

他のキャストも原作に寄せててとても観やすかった。

永井監督のつくる世界観が恋雨そのものでしたよ。

撮影監督の市橋さんは女性なんですが、この人の力によるところも大きいかも。

この作品に興味をもったキッカケは、主人公のあきらが諦めた夢というのが陸上ってのがあります。

僕自身学生時代は陸上に打ち込んでいたので(足は遅かったですが、、、、)怪我をして一時的に走れなくなったあきらの喪失感が痛いほど伝わってきた。

自分が陸上やってた頃を思いだし、青春っていいなぁーと思いました。

小松菜奈ちゃんのフォームがすっごく綺麗で見惚れました。。あんなフォーム綺麗な子いたら好きなる(笑)

近藤が常識ある大人なので、あきらのまっすぐな思いに誠実な態度で答えるのがとてもよかった。

近藤に背中を押されあきらがまた陸上を始める描写をもうちょっと細かくやってほしかったなぁ~。尺的に難しいのかな。

あきらが再び走りだすのをみて、近藤もまた忘れてた小説家という夢を思いだす。

ラストの土手のシーンは半年ぶりの再会という設定がパンフレットに書いてあって、それを知って更にグッときた。

小松菜奈ちゃんにとって代表作になるはず。

ここで終わり!?って感じで、もっと先が観たい。是非続編お願いします(。-人-。)

ED曲流れるタイミングもばっちりで、最初から最後まで爽やかで、夢を諦めた色んな世代の人に届く素敵な作品でした。