おなべ

恋は雨上がりのようにのおなべのレビュー・感想・評価

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)
3.6
原作アニメ読了済みで鑑賞。17歳女子高生と45歳ファレス店長のおっさんの恋を描いた物語。主人公の恋模様を中心に、彼女を取り巻く人間関係をユーモアを混ぜ合わせながらそれぞれの悩みや葛藤、そして成長を描いています。

《大泉洋》は驚く程自然体な演技、気の弱さであったり温かい物腰や喋り方が原作キャラの特徴とピッタリ合う感じ。それと《山本舞香》が登場した際の不明性からくる何者感というか、只者ではない存在感に「何だこの子は…」と思わず興味を全部持っていかれる程の異彩を放っており、個人的には今作のベスト女優賞を授けたい。運動神経バリバリのパフォーマンス然り、これから来そうな気がする…。そして《濵田マリ》さんの小慣れた台詞の言い方が個人的にツボだった。

所謂“俗論”からすれば年の差恋愛は希少種と思われがちだけど結構居るもんよ。主人公も作中で言っていたように「好きに理由はいらない」と、皆世間体に縛られてるだけだからマイノリティを許容する広い心を持ちましょう!

そして《吉田羊》持て余しに持て余してた…。
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