小松菜奈がひたすらに良い。本当に良い。
寄れば寄るほどこんなにも引き込まれる顔はなかなかないと思う。
高校生で、しかも陸上部で、部活中もこんな化粧の人いるか?って冷静になっては駄目です。
小松菜奈にしか出せない雰囲気。本当にありがとうございます……
小松菜奈が走るシーンで地面に足ザッてなるとこ、ヒーローマニアのラスト感ある(伝われ)
あと、溺れるナイフで見た素敵すぎる小松菜奈の浴衣姿をこの作品でも見られて嬉しかった。
大泉洋の冴えないおじさん感もはまってて、ところどころにある笑いのポイントも絶妙で楽しく見れた。
主題歌は亀田さんがアレンジした神聖かまってちゃんのフロントメモリーで、これがとても良い。最近、過去の曲を誰かがカバーしたのを映画の主題歌とかCMソングにするパターンがあまりに多くてうんざりしてきたけど、これは良かった!綺麗なメロディーだ〜
劇伴担当のメンツもユニークで素敵で、音楽も楽しめる作品だった。
最初テレキャスターストライプが流れるのは知らずに見たからびっくりした笑
以下ネタバレあり
周りに理解されないような人に恋をしたあきらのただただ一途な姿を描く前半とても良かった。
店長が休みと知ったら急につまらなくなるバイト、店長以外の男にはまっったく興味のない正直なあきらの態度、とにかく恋する女の子の姿を見ているのが楽しかった。
だからこそ、怪我をして疎遠になった陸上部に戻ることをあきら自身が望んでいるのは分かっていても、こちらとしては寂しいというか…
他の人物のセリフを聞いてあきらが陸上をやめたことだけじゃなくて恋をしてることすら否定されているような気がしたり、じゃあ店長に恋したことは陸上に対する情熱を失ったことによる気の迷いなんだろうかとか、それはこの先あきらにとって黒歴史になるんだろうかとか、陸上へのあきらの思いが強くなっていくほどに複雑な気持ちになっていった。
最初から叶うはずない恋なのは分かって見てるのに。。
でもそんな気持ちもラストで吹っ飛ぶ!
思わず笑顔になるラスト数分だった。