サラサラしていた。観終わった後、洗い立てのシーツに寝そべっているみたいな気持ち良さを感じた。小松菜奈と大泉洋の配役の素晴らしさに大拍手。
小松菜奈はスポーツウェアのCMくるんではと思うほど様になる身のこなし。画面が映えています。
私の見どころは、何はともあれ大泉の洋ちゃんです。
店長と同級生のシーン、すごく微笑ましかったぞ。本物の同級生だもんね。笑い合ってる笑い声が、素の感じでてる気がしたよ〜。良い〜〜。
主人公、橘さんの店長へ距離の縮め方は冷静に手堅いなと思いました。
告白してなんとか2人で出掛ける約束を取り付け、その間に好きな人の好きなものを知り、終いは店長のお家まで転がり込める力をもっているのだよ。
いやはや着実ーー！と行動力と実る筋道がなんともストレートでした。
抱きしめられるという肉体的なアクションがあるとそれは衝動的に抱き返しするよねえ。あの後の店長の軌道修正の仕方もすきです。
いちばん好きなシーンは海のシーン。
2人の描写が綺麗。完璧。
私はこのシーンで、大泉洋が誰かに優しく話しているシーンがとてもとても好きなのだなと認識した。
これは『アフター・スクール』や『しあわせのパン』の大泉洋にも通ずるものがある。
あの言い方、伝え方を皆さまも参考にするとよろしいかと思います。素敵。
息子の天パ、誰も突っ込んでなく、さりげなく天パだからふふふと、なった。
それとサントラがとても良い。ピアノの鍵盤一つ一つが、走る足音みたいに軽快で爽快で心地よい。
レンタル返却日ギリギリで観ていたから、また時間をかけてゆっくり観たいな。
そう思います。
