TanpanCEO

ゲティ家の身代金のTanpanCEOのネタバレレビュー・内容・結末

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

大富豪ゲティ役を演じたクリストファープラマーの演技がヤバい。セクハラ事件を起こして降板したケビンスペイシーじゃなくて逆に良かったかもってくらい。
そしてさすがのリドリースコット。この実話をひたすら重い空気で描き、あり得ない家系の問題をここまで面白みのある映画にしてしまうなんて。

世界一の大富豪だけど世界一ドケチのゲティに挑むのは義理の娘、ゲイル。その頑張りを見ててツラい場面多数。
自分の趣味である骨董品や美術品にはいくらでも払うのに、孫の身代金は一銭も出さないゲティ。しかもその後、孫ポールの痛々しい姿の写真が新聞に取り上げられ、仕方なくお金を払うのを決めたところまではいいけど、身代金で所得税を節税し、控除額分だけを支払い、残りは利子をつけて息子に貸し付けるという考えを生み出す。やっぱり大金持ちの考えることは違うね。
そしてこの映画もまた、家族の話だった事は言うまでもない。( アイトーニャ、モリーズゲームに続き )大富豪のゲティと、そんなゲティのダメ息子の嫁ゲイルとの話。
この映画では誘拐犯が一番の悪役なはずなのに、いつのまにかゲティが悪役という感じに描かれてるのもスゴい。
元CIAの交渉人、チェイス役に安定のマークウォールバーグ。コメディからシリアスなものまで、ボクの大好きな俳優です。
最近実話映画が続くなー!