ピロシキ

ゲティ家の身代金のピロシキのレビュー・感想・評価

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)
3.7
ミシェル・ウィリアムズと一緒に「ジジイ、コラァ…」と苛立つことができる。ハッシュタグ・ミー・トゥーである。ただ、作品をいっそう格式高いものにしているのは、クリストファー・プラマーの存在に他ならぬ。マーク・ウォルバーグの手を振り払って一瞬だけ顔をしかめるあの表情は、夢に出てきそうなぐらい恐かった。降板した俳優のピンチヒッターだったなんて、サササッと撮り直して切って貼ってあの完成度だったなんて、後から言われないと絶対にわからない。俳優も監督も、80年生きればそんなスキルが自然と身につくものなのか。