しょうちゃん

ゲティ家の身代金のしょうちゃんのレビュー・感想・評価

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)
3.8
2018年48本目の劇場鑑賞。
1973年に世界中で大きな関心を集めた実在の誘拐事件の驚きの舞台裏を映画化した実録サスペンス・ドラマ。
孫が誘拐されたにもかかわらず、
身代金の支払いを拒否した大富豪ジャン・ポール・ゲティのお金への際限なき執着と、
そんな男と誘拐犯の間で息子を救うために必死の戦いを繰り広げる母親の執念をスリリングに描き出す。
アクションではなく、
あくまでも誘拐犯たちとの交渉に焦点を当てた作品。
実話の映画化ですが、
実際の事件を基に幾つかの脚色を加えた内容になっており、
大富豪の孫の誘拐から救出までを描いた金に汚い人間たちの物語。
元々はジャン・ポール・ゲティを演じるのはケビン・スペイシーだったらしく、
完成直前にケビン・スペイシーがセクハラ疑惑で訴えられて、
急遽クリストファー・プラマーを代役でわずか9日間で撮ってしまう早業。
クリストファー・プラマーが最高な演技で、
ケチな爺さんを演じてます。
ほんとにケチで身代金を値切ります。
ポールの母親と、
誘拐犯のチンクアンタ、
お互いが板挟み状態で繰り広げる身代金の交渉は面白い。
ポールの耳が切り取られるというホラー的な描写も良かった。