ハレルヤ

ゲティ家の身代金のハレルヤのレビュー・感想・評価

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)
3.9
実際にあった世界一有名な誘拐事件ってだけでも興味を惹かれた作品ですが、全米公開直前にあったケビン・スペイシーの降板騒動。

クリストファー・プラマーが急遽代打、突貫工事での再撮影。更にはその再撮影でのギャラを巡る騒動も含めて、色々波乱があった事もあり、俄然見たくなって先程鑑賞しました。

流石はリドリー・スコット。そんなドタバタがあったとは思えない程、違和感を感じさせない作風でしたね。

ケビン・スペイシー版も見てみたかったけど、やはりクリストファー・プラマーで正解だったでしょう。
巨万の富を築き上げた、威厳のある大富豪らしさは彼ならではの風格。

ミシェル・ウィリアムズも誘拐犯と身代金を払わない義理の父との戦いで、懸命に息子を救おうとする母親を見事に演じきっていました。

マーク・ウォールバーグは途中まで笑ってしまうくらい全然役に立っていませんでしたが、終盤でようやくちょっと活躍したなって程度。笑

2時間15分、重々しい雰囲気でグイグイ引っ張る映画だったので、見終わった後は疲れましたが、リドリー・スコット監督の色んな意味での強さを実感した作品だったと感じますね。