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ゲティ家の身代金のsallyのレビュー・感想・評価

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)
3.3
公開を1か月後に控え、ゲティ役を演じるケビン・スペイシーのセクハラ疑惑が浮上した事で。映画は完成直前で、リドリー・スコット監督と製作陣は急遽、別キャストでの再撮影を決断。クリストファー・プラマーを起用し、なんと9日間でゲティ役の代役部分の撮影に終了了。公開日も変更することなく、公開してしまった作品。


まずは、お蔵入りにならず大変に良かった。

しかし、この情報を意識して見ても、とても9日で代役部分を撮り上げたモノに感じない程良く出来ていました。

まずは、映画自体の方ですが、私的には、前半は、だらだらと話が流れると言う感じでしたが、後半は、メリハリが出てくるかな、本作品が、事実に基づく実話らしいですが、身代金を要求する方も、される方も、凄い話ですね・・・

ミシェル・ウィリアムズ、マーク・ウォールバーグ、それぞれ良かったな、特にマーク・ウォールバーグって、ここ何でも屋的な存在になりつつあるけど、改めて見直しました。

最近のリドリー・スコット監督作品と言うと、私的には、ちょっと物足りなさを感じるようになりましたが、しかし、本作品の話は全く知らない話だったので、観て良かった。

個人的には、ゲティの「泳ぐか、溺れるか」と言う台詞に、大富豪の凄味を感じた。
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