ぐるぐる映画

ゲティ家の身代金のぐるぐる映画のレビュー・感想・評価

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)
3.6
撮り終えた段階でゲティ役のケビン・スペイシーの強制わいせつ問題が公になり、やむ終えなく彼のシーンだけ全て撮り直しするという災難に見舞われた本作。

監督のリドリー・スコットはこの事に対してインタビューで

「ケヴィン・スペイシーはいい俳優だ。ぶっ殺してやりたいけどな」

「いや、あいつは雲隠れして、どこにいるかもわからない。ぶっ殺してやりたいけどな」

などと、とにかくケヴィン・スペイシーをぶっ殺したいと言うめちゃくちゃ物騒な事を言っていました。

そりゃあそうだ。撮り終わってこれから公開っていうタイミングでそりゃあないぜってもんですよ。

それにしても短い期間でよく撮り直し出来たなこれ。そんな事全く気にならない程のクオリティの高い映画になっていました。

なんと言っても代役のクリストファー・プラマーが素晴らしかったです。
いや〜な金持ち感とドッシリとした雰囲気を醸し出していました。
逆にこの人で良かったんじゃないですかね。

ストーリーはと言うと誘拐された孫の身代金を出さないというそれ以上でもそれ以下でもない物なので、個人的にはあまりハマりませんでした。

しかし、痛々しいシーンやハラハラするシーンが随所にあり見どころもあるのでそこそこ楽しめるかと。

それにしてもこのジャン・ポール・ゲティという人間、徹底してドケチだから凄い。ここまでやると呆れてしまうのですが、だからこそ彼は世界一の大富豪になれたんでしょうね。何の世界でもそうですが、世界一になるような人は細かい事まで徹底してやるから世界一になれるんでしょうね。

自分には到底無理だな…