ミシェル・ウィリアムズが好きなので観に行った。最近、母親を演じる事が多くなったミシェルだけど、本作もすごく良かった。
舞台は70年代の前半。街の雰囲気が本当に70年代前半で、特にクルマをよくあれだけ集められたと思う。全く違和感がなかった。
この作品を観ているうちに気がついたのが、ゲイルの夫つまりポール・ゲティⅡってどこかで聞いたことがある 。何だっけ?
ローリング・ストーンズのワイルド・ホースが流れてきた瞬間に思い出した。
大昔に読んだトニー・サンチェス著UP and DOWN with THE ROLLING STONES(邦題:悪魔を憐れむ歌)にゲティⅡがジャンキーとして描かれていたはずだ。
思い出した瞬間に本作のゲティⅡの描かれ方が真に迫ってきて震えてしまった。