2018年30本目
実話サスペンス
金持ちの不幸
1973年、世界一の大富豪である石油王J・P・ゲティの孫ポールが誘拐される。
守銭奴であるゲティが身代金支払を拒否したことから、事態は悪化。
苛烈する報道合戦、さらには進展しないことに業を煮やした犯人グループにも想定外の事態が発生する。
追い詰められたポールの母親ゲイルは息子を救うため、ある賭けに出る。
孫のために金は出さずとも、絵のコレクションのためには気前良く金を出すゲティの強欲振りに嘆息。
中盤、ポールがなんとか脱出しようとするシーンが圧巻。
クライマックスの盛り上げ方も、さすがは名匠リドリー・スコットといった感じで手に汗握る展開です。
実はR-15指定の本作、途中で気をつけるシーンがありますので、要注意です。
自分的にはマラソンマン以来の恐怖感でした。