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ゲティ家の身代金のkazu1961のレビュー・感想・評価

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)
3.8
「ゲティ家の身代金」
原題「All the Money in the World」
2018/5/25公開 アメリカ作品 2018-208

お蔵入りの危機からの復活したで話題になりましたね。
ジャン・ポール・ゲティ役のケビン・スペイシーが突如降板。映画は既に完成、全米公開は1か月後でしたが御年80歳の巨匠リドリー・スコットは即座に決断しました。「再撮影だ!」 数日後にはアカデミー賞俳優C・プラマーの出演が決まり、1週間後には撮影を開始、その2週間後には映画を完成させたんですね。お蔵入りも危惧された状況をこの短期間で乗り越え、プラマーはアカデミー賞演技部門ノミネートの歴代最高齢記録を更新した史上空前の快挙を成し遂げたんですね!
そして作品自体も、実話を魅力的に描写しています。それに生命力を吹き込んでいるのが、やはりクリストファー・プラマーの名演技なんですね。
ロサンゼルスにあるゲティ美術館は観光名所にもなっていますね。

1973年に起こったアメリカの大富豪ジャン・ポール・ゲティの孫が誘拐された事件を、「オデッセイ」「グラディエーター」など数々の名作を送り出してきた巨匠リドリー・スコット監督のメガホンで映画化したサスペンスドラマ。ゲイル役をミシェル・ウィリアムズ、ゲイルのアドバイザーとなる元CIAの交渉人フレッチャー役でマーク・ウォールバーグが出演。ゲティ役をケビン・スペイシーが演じて撮影されたが、完成間近にスペイシーがスキャンダルによって降板。クリストファー・プラマーが代役を務めて再撮影が行われ、完成された。
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