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ゲティ家の身代金のmasatanのレビュー・感想・評価

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)
3.9
ケビン・スペイシーの一件で公開直前になってクリストファープラマーに主演変更、全編取り直し、賃金問題など色々と曰く付きの映画。
そしてゲティ家はなかなか興味深い富豪の一家。この家に関わる者のほとんどが、ヤク中だったり、ストレスで自殺とか、なんかの病気で早く亡くなったり、、
このゲティという石油王はかなりのドケチで、ホテルのルームサービスでの洗濯代10ドルをケチるほど。孫が誘拐され身代金を求められても払わない。しかし趣味の絵画収集は欠かさない。
ゲティは人じゃなくて物やお金を信用し、人からの信用を失っていく。世界一の億万長者になった代償は大きい。

それにしても、孫がかわいそう。この誘拐からPTSDにでもなったのだろうか、その後薬物中毒になり、母親が最期まで介護をしたそう


「総資産を数えられるようでは、本当の億万長者とは言えない」
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