ゲティ家の身代金の作品情報・感想・評価

「ゲティ家の身代金」に投稿された感想・評価

ジャン・ポール・ゲティの人間性を、他人の痛みが分からない単なる金の亡者、という説明で終わらせなかったことに本作の魅力があると思います。

彼が心の奥底で追い求めていた"バラの蕾"が何か示される場面に滲む孤独と空虚さは、胸を締め付けるものがありました。

「人間は信用ならないが、美術品は裏切らない」と豪語する彼が、絵画の向こう側に"極めて人間的なもの"を見ていたというのは切ない皮肉でした。
pongo007

pongo007の感想・評価

4.8
 息子を誘拐され、法外な身代金を要求された母ミシェル・ウィリアムズは、元夫の父で大富豪のクリストファー・プラマーに、身代金を払うように頼みます。しかし、このおじいちゃんが、信じがたいくらいのケチ。まごが14人いるから、一人に払ったら、残りの13人も誘拐されて、身代金とられる、とか言い放った上、狂言誘拐ではないかと疑い始める始末。ウィリアムズが、払えよクソジジイ、プラマーが、やだ、でやりあってるのをマスコミが大騒ぎし始め、誘拐した組織も怒ったり、呆れたりで、大騒ぎ。見ていても、身代金払ってあげなよ!と思ってしまい、あまりに滑稽なてんやわんやの騒動に、何回も吹き出してしまいました。2時間以上笑わせてもらい、ラストのウィリアムズの表情が傑作で、また大笑い。サスペンスだと思って見たら、思いがけず、良質なコメディを鑑賞できた感じで、得した気分になれました。
実際に起きた誘拐事件を基にした映画。
haru

haruの感想・評価

3.5
お金を持ちすぎると、手に入れられる物は増えるけど、孤独になっていくのね。
人が寄ってくるのは、自分自身の価値になのか、お金の価値になのかわからなくなって、とうとう家族まで信じられなくなっちゃう。
信じられるのは、評価の定まった物だけ。
その価値は変わらないから。裏切らない。

ゲティ氏は、お金を生み出す能力はずば抜けてるけど、自分で何かの価値を育てることには興味がなかったのかな。
子供、特に孫なんて、一番これからの未来が開けていて投資するべき存在だと思うんだけどね。


子供を誘拐された母親はいったい誰と戦ってたのか?
誘拐犯じゃなくて、身内やマスコミ?なんで?一番味方になってくれそうな人たちなのに。
むしろ誘拐犯が一番息子のことを思ってくれているという…皮肉。
青魚00

青魚00の感想・評価

3.8
身代金を奥さんたちに数えさせるシーンがいかにもギャング一家って感じだった
RydiaRich

RydiaRichの感想・評価

3.9
お金って本当に色々と人を狂わせますね。

孤独なお金持ちの老人の姿が悲しい感じでした。
よっし

よっしの感想・評価

3.5
淡々としていた
yoshimin

yoshiminの感想・評価

3.4
ゲティ氏、金に興味はないと言いながらも、かなりの執着心

産まれながらにして裕福な人は、慈善活動したり、余るほどあるお金をまわりのために遣ったりするけど、、
自分一代で財を築きあげる人ほどお金にうるさい気がする。
>|