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ウイスキーと2人の花嫁のSohDIRECTORのレビュー・感想・評価

ウイスキーと2人の花嫁(2016年製作の映画)
3.4
原題「WISKEY GALORE」(たっぷりのウイスキー)この単語、名詞の後に置いて使われる、豊富 沢山 多数を意味する単語。

「命の水」と言われるウイスキーが枯渇していた戦中のお話。
「ウイスキー無しなら結婚式は無理!」とか馬鹿げた話ですが、「愛の杯と呼ばれる取っ手が2つ付いた銀製の酒杯で、そこにウイスキーがなみなみと注がれ、花嫁が最初に口を付けた後、来賓の皆さんに回すという、ちゃんとした儀式がありました。吞兵衛の戯言ではなかった笑

船が沈んでしまう前に運び出せ!やってることは泥棒なんだけど、行こうとした瞬間に安息日である日曜日なってしまったので断念。月曜日になる0時過ぎるまで労働ができないから、島民全員が盗みに行かないところが面白かった。
キリスト教は日曜日(ユダヤ教は土曜日)が安息日で一切の労働が禁じられている(金銭扱う、火を起こす、書く、薪割り、裁縫など)
現代はいIHとか電化製品があるので火は使わなくて済むし、外国人にヘルプを頼むのはありとか笑


TMI...リバプールからNYへ輸送中、スコットランドのエリスケイ島沖で、大量のウイスキーを積んだ貨物船SSポリティシャン号が座礁した事件を基に1949年に映画化。この作品はリメイクで、実際に乗船していた士官候補生や座礁の第一発見者など、事件を直接知る人々への丁寧な取材で完成された。
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