cocacorgi

エクスティンクション 地球奪還のcocacorgiのレビュー・感想・評価

3.0
平穏な日常の中に見る、宇宙戦争の幻視。
自分の存在の不確実さはマトリックス。
人間の線引きではブレードランナー。
倫理観の暴走はアイランド。
それぞれ、うま〜くミックスさせて、ターミネーターと宇宙戦争を足して、浄水で割ったような作品になってる。
とくに、主人公たちのヴィジョンが、ともすればサラコナー的な、最重要人物感をかもしてるので、もしもサラコナーの役割の人が何人もいたならば?みたいな、勝手な妄想が火を吹いた。
結果、ハルクになれないブルースバナーは、まったく頼りにならない映画として焼きつくことになりまんた。似てる…。
リドスコ監督が提示したネタから、さらにもうひとヒネリほしかった気も。
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