エンジニアとして働くピーターは謎の悪夢に悩まされていた
昼夜問わず見る悪夢は、決まって空からやって来る正体不明の敵に人々が襲われるというもの
悪夢のせいで惚けてしまうことも増え、妻や2人の娘からも心配されながらも関係は冷え切ってしまっていた
妻のアリスは医者に診てもらうよう勧めるが、悪夢の中には家族が危険な目に遭っている光景もあり、ピーターは悪夢に何か特別な意味があるのではないかと考えるようになる
そんなある日、悪夢のせいで仕事でミスを犯してしまったピーターは、上司のデヴィッドから紹介を受け病院を訪れるのだった
しかし受診前に、同じ悪夢を見たという男に出会ったピーターは、彼の様子を見てこれがただの夢ではないと確信し、そのまま帰路に着いてしまう
その途中、空からやって来る敵のことを思い出したピーターは望遠鏡を購入し、娘の誕生日パーティーにも遅刻してしまうのだった
その翌日の夜、昇進したアリスが自宅で友人一家を招き食事会を開いていた
友人のレイがピーターを気遣い、ベランダで悪夢について話をしていると、突然空に巨大な物体が現れ、衝撃波のようなものを放つのだった
更に辺りには見たこともない飛行船が人々を襲いはじめ、ピーターは自分の悪夢が現実になったことを知る
マイケル・ペーニャ主演のSFサスペンス
「嫌な予感がする・・・」って感じを長編映画にした『テイク・シェルター』みたいな、サスペンスとしては偶に見かけるタイプのストーリー
かと思いきや中盤からまさかの急ハンドルを切ってくるニクい展開が待っている
この手のサスペンスを観ている人をダマしてくる脚本の旨さに素直に拍手したい
ミスリードにすっかりやられてしまった
最後までしっかりSFでしっかりサスペンス
前のめりで続きが気になる作品なのでオススメ
まだまだSFのアイディアは尽きないんだなあ
