レッドドッグ・オマハ22!っていったい何だ?
最近あまり名前を見なくなったロブ・コーエン監督によるディザスター・アクション。今世紀最大級の嵐が襲い来る町で、現金強盗団と主人公たちとの戦いが描かれます。ほぼ全編土砂降りと突風の中でアクションが繰り広げられるわけです。前半の時点で既に面白さはイコライザー2のラストの戦闘シーンを超えていました。マジかよ。流石、ワイスピを世に放った第一人者、アクションのキレが良い、カーアクションの冴えも衰えておりません。
脚本もプロットも小学五年生が思いついたようなおバカ極まりない内容ですが、そこはそれです。嵐とカーアクションですよ。カレーにハヤシライス混ぜたような、たこ焼きとお好み焼きを一つの容器に混ぜたような雑な満足感と風味を味わえる訳です。
全くどうでもよいのですが、私の入った劇場になんと、高校生カップルが入場してきました。本当にこれをチョイスしたのか!箱間違えてないか?といった感想より前に「ホホエマシ~」となった私。君たちの未来は明るいぞ。