ワイルド・ストームの作品情報・感想・評価

「ワイルド・ストーム」に投稿された感想・評価

シュウ

シュウの感想・評価

3.3
新年早々景気の良すぎる映画。
こんなアホみたいな映画をまさか年明け1発目から観ることになるとは思いもしなかった。
ここまで来ると運気も上がりそうな気さえしてくる。

アメリカ西海岸に史上最大規模になろうかというハリケーン”タミー”が接近していた。
住民たちは続々と避難していくが、財務局にはちょうど汚損紙幣が運ばれてきていた。
シュレッダーと発電機の故障で計6億ドルもの紙幣が保管庫に残ってしまい、警備担当のケイシー(マギー・グレイス)は発電機修理依頼のために修理業者のブリーズ(ライアン・クワンテン)の店へと向かう。
しかしその直後に財務局を武装集団が襲撃、彼らはタミーの襲来に乗じて6億ドルの紙幣を強奪する計画だったのだ。
知らずに戻ってきたケイシーとブリーズは間一髪のところで逃げ出すが、ブリーズだけが強盗団に捕まってしまう。
ケイシーも銃を持った敵に追われて追い込まれていいたところに、ブリーズの弟で気象学者のウィル(トビー・ケベル)が通りがかる。
ハリケーンから兄を連れ出そうと町に来ていた彼だが、町中での銃撃戦で状況は一変、すぐさま最新鋭の災害用特殊車両”ドミネーター”でケイシーを助けに入るのだった。

「財務局に汚損紙幣の山がいつも運ばれて来てるな…」
「どうせ処分されるものなんやから困るやつもおらんやろうし、どうにか奪う方法とかないもんやろか…」
「せや!! 今度のハリケーン襲来の時なら警備も少ないやろうしどさくさ紛れに奪えるやろ!」
という、居酒屋で酔っ払いながら5秒ぐらいで思いついたような計画を本当に実行するバカ具合。
ハリケーンみたいな災害時の略奪は実際アメリカでは大きな問題としてあるわけだけど、いかんせんこの映画だとトーンはバカ映画のそれ。
監督が「ワイルド・スピード」や「トリプルX」のロブ・コーエンだからか、余計にその路線で固まってしまった。
にしてもロブ・コーエン、最近全然ヒット出せてないですね…

ハリケーンの調査用と言うにはあまりにパワフルでガジェット満載な車両”ドミネーター”。
なんかもう戦車とかバットモービルとかそういう類のやつにしか思えない。
もちろんそれを使わない手はない、派手に相手にぶつけたりウィンチで鉄塔を引きづり倒したりと大活躍。
さらに見どころと言えばやはり民家をひっくり返していくほどのハリケーンの災害描写。
こんな規模になったら普通強盗も諦めるだろというぐらいに、どんどん町がめちゃくちゃになっていく。
「ザ・ブリザード」や「ジオストーム」みたいなディザスターパニックは、このご時世なかなか映画館で観る機会は無いし、映画館で観なきゃ面白さが半減してしまうので、とても貴重だと思う。

キャラクターの描写の薄さや掘り下げの浅さは、いくらなんでもひどすぎた。
テンポは大事だからということでそれを切っていたとしても、この出来ならそこから全然よくなってるようには思えない
ケイシーの過去にあったことや、ブリーズとウィルが父親をハリケーンで失ってからどのように思って過ごしていたかとかは、最後のほうにあるのかなと思いきや、サラッとなぞった程度で終わってしまった。
それならそこに時間を割いて3人が過去を乗り越えるみたいな形にすれば、『レッドドッグ・オマハ22』の掛け声もカッコよくなったろうに…
というか、そもそもレッドドッグ・オマハ22って何だったんだ…?
自然災害のハリケーンを利用した無茶な犯罪計画に、無殺を決め込んだ優しさ、計画立案者のよく分からないスマートさ。結局は金目当ての強欲さ。そういう人間のエゴをハリケーンが飲み込んで、計画が破綻してくシナリオが痛快でした。

車内でトビー・ケベルが亡き父の話をすると、マギー・グレイスもそれに合わせて自身の喪失について語る瞬間、その切り返し、互いに顔を見合う瞬間が非常に印象的。もうこれ以降そういった会話が無いのも良い。

トビー・ケベルがウィンチのアンカーを背負ってハシゴ登る場面、何だかエモいんだよね。この人好き。

ショッピングモールあたりの照明が冴えてた。エスカレーターの隙間から垣間見る人質交換の撮り方もカッコイイ。いざ行われる、人質奪還は信じられないくらいに荒唐無稽で見たことがない。人質の安否を気にしてなさに半笑い。あと、モール近くに停車した車両のライトがカッコいい。

冒頭、子供時代では窓越しで危機を傍観する事しか出来なかった兄弟が大人になり、札束を満載したトラックを望遠鏡で覗き込む。もう兄弟は厄介ごとや危機から逃れて、トラックを見過ごしてもいいのにトラックを襲撃しに行く。

兄弟がそれぞれ運転する二両のトラックが並んでシンクロしてウネウネと動きながら、後部車両の進路を塞ぐ絵面がエモい。

くたばってもいいカップル。バカップル、最後尾のトラックのカップルが馬鹿で最高。しけこむタイムングとかアホ過ぎて神懸かり。登場人物は助けようとするけど、やっぱりハリケーンに巻き込んで殺らねーとな、という映画側の要請。
ストームと強盗vs兄弟
思ったより楽しめました。
Nozomi

Nozomiの感想・評価

3.5
こういう偏差値3みたいな映画
待ってたぜ〜

巨大ハリケーンを利用して
強盗しようとするなんて…笑

計画性が無さすぎるが
部下の命は大切にする
犯人グループのボス。嫌いじゃない。

あととりあえず元軍隊所属って
設定にしとけば
後半無双できるのズルくない?
好き。
HIRO

HIROの感想・評価

4.0
松岡禎丞さんが後々吹き替えをやるとの事で鑑賞。
終始どんちゃんしていて、好き。
吹き替えが楽しみ。
Harry

Harryの感想・評価

3.5
なんとなく見たけど、それなりに楽しめた。
あんな車あるの?
DBRK

DBRKの感想・評価

2.7
時間が空いてたので暇つぶしに観た映画。
好きな俳優さんとか女優さんがいたら観てもいいかもね。
今年の “俺が推さなきゃ誰が推す?枠” 。

ロブ・コーエンが監督だからって、タイトルを「ワイルド◯◯」にしちゃう安直さ。
開始5分で超巨大ハリケーンに襲われる潔さ。
犯人の計画の雑さ、脇の甘さ。
ハリケーンの雲にドクロを露骨に演出しちゃうところ…。骸骨だけに…。

総じて最高です。

でも実は、「ワイルド◯◯」はあながち間違いではない!

主人公が乗る、特殊災害車両 “ドミネーター” の “もはや装甲車” なカッコよさには痺れるし、チェイス・シーンももちろんご用意されている。
加えて、その主人公ウィルと、兄貴ブリーズのラトリッジ兄弟の絆がまた熱い!

この2人、過去は詳しく描かれないが、セリフからアメフト経験者で、軍隊経験ありの屈強な男たち、というのがわかる。とはいえ、だから立ち回れる!という説明にはなっていないのがまた良い笑
「レッドドッグ・オマハ22!」は、今一緒に叫びたいワード。

その他、親父に続けとばかりに、『96時間』で娘役のキムを演じたマギー・グレイスが犯人以上に暴走。銃をぶっ放しまくる。
クライマックスも『怒りのデス・ロード』で、何粒美味しい目に合わせてくれるんだ!と、R.コーエンに感謝した次第です。
リカ

リカの感想・評価

3.0
以外に迫力が無かった
>|