主演の方の魅力と、なんとも言えない不思議な魅力で比較的、長尺だけれど最後までそこまで飽きることなく見られた。
森山が出てきたところは、作り手の意図が見え透きすぎてしまっているのではないか。「敢えて」の演出のバランスの難しさを感じる。意味としては理解するけれど、良くない意味での不快感が上回ってしまったな。芝居のトーンも含めて。
トークショーも付いていたのだけれど、監督はすごく誠実そうな方だったな。「共同体がない時代に信仰を通して人と人が繋がれる場の存在は意味があるのではないか?」という問いかけは凄くずっしりきた。監督の新しい作品が楽しみです。