楽しんで映画を観ようとした私に本日、不思議なことが起こりました。
本作を観に行って、それが週刊少年ジャンプが原作なのに…
総合的には【活劇シーンが一番つまらなかったこと😪】それが大変ショックなことでした。
場内の雰囲気としては、
一幕目はクスクスw、ドッカンドッカン💥
今回も冒頭からロゴ連発&日本アカデミー賞ネタと【大人の悪ふざけ】の応酬に圧倒されます。
またその後も、接待篇の“緩”なコント演出は相変わらず巧い福田監督w
二幕目からは、いつになくシリアスなトーンの真選組動乱篇。
お子様には難しかろう内容や人物配置ゆえに、みんな集中して話に聴き入ります。
そして三幕目からは【場内あちこちで溜め息やアクビが聞こえてきた】のです。
私の背後の座席のオトーサンに至っては…ボソッと…早くハナシを進めろよ、とまでボヤく始末。
と申しますのも、
敵同士が【対峙してから実際にドンパチするまでの、互いの心情の吐露が長え長え‼️】
神楽ちゃんを除いて全員が冗長。
それは走る列車の屋外や(ものすごく徐行運転の)車両のボンネット上だろうが、戦闘ヘリのバルカン砲掃射中だろうが【原作のセリフを全部朗読し終えるまで、話を進めない】
そうしないと原作のカタルシスが生まれないし、何より特定のキャラのファンの怒りを買うかもしれないから…
(´-`).。oO(ナニコレ?私はROOKIESを観にきたのだっけ⁉︎
映画を観ている私たちは、ジャンプの先週号を読み飛ばしてしまったわけではありませんので、親切丁寧にお気持ちを言葉にしなくて結構。
刀を抜いたら、さっさと斬りかかれ。
せっかく実写映画にするのですから【せっかくジョージミラーの某作品をパクれそうな環境がある 】のですから、何かを省略してでも疾走感を出してもらわなきゃ困りますな。
そこには福田監督の作り手の原作愛やファンサービスが強すぎるあまりに【メリハリに欠けている】こと。それが残念。
座長の小栗旬さん自身が「尺が長すぎる」とぶっちゃけたのも頷けます。
次回作を作るならば、いっそ緩急のパートで監督を分けたほうがよろしいかと。