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銀魂2 掟は破るためにこそあるのtetsuのレビュー・感想・評価

4.0
夏映画総力特集!!

本作のエキストラに参加した友達を含んだ三人で鑑賞!!
(彼は「主要キャスト三人の後ろ歩いたで~!」と自慢してきました。 笑)

舞台は宇宙人・天人が移り住む江戸。
何でも屋である"万事屋"で働く銀時、新八、神楽の3人は、史上最悪の金欠に悩まされていた。
そんなこんなでバイトをすることになった彼らだが、お客様としてやって来たのは、江戸の最大権力者・将軍だった?!
一方、その頃、江戸を守る組織・新撰組には、謎の男"伊東鴨太郎"が現れて...。

前作から待ちに待った続編!!
それにしても本作、すごい人気でして、今回鑑賞した大阪の大手シネコンでも、最も大きいシアター(502名収容)が、1時間前に5分の4埋まるという...。
これは前作に引き続き、今年の邦画1位を獲りそうです!
(続編も間違いなく作るはず。笑)

というわけで、本作の感想ですが、シンプルに面白かった!!
個人的には、実写版『るろうに剣心』の完結編より、断然面白かったです!!笑
(いや、比較対象 www)

なんといっても、のっけから、アニメ『銀魂 完結編』で強い印象を残した、映画ならではの"あれ"いじりをしてきますし、『未来のミライ』をある理由で即効観に行った人達には嬉しい"あれ"のパロディまで...。笑
エンディングに至るまで随所に登場するパロディが秀逸で、相変わらず福田節が爆発していました!
これからも"寅さんシリーズ"のように長く続くシリーズになってほしいところです。笑

ちなみに個人的に最も笑ったのは、やはり安定の佐藤二朗さん!!笑
福田監督のドラマでは佐藤さんのアドリブに出演者が素で笑うというシーンが度々登場してきましたが、まさかそれを映画館で見ることになるとは...。笑
追い打ちをかけるような無駄なカットといい、これは監督の確信犯でしたね...。笑

また、アクションも大幅にパワーアップ!!
新撰組の一人・沖田や、新キャラクターの万斎のために作られたといっても過言ではないアクションには、「福田監督って、こんな作品も撮れるのか?!」と純粋に驚くレベル!
(スローモーションなどを使うことで誤魔化しているようなシーンがあったのも事実でしたが。笑)
また、終盤の列車とそれを追う車のシーンも中々の見物で、実は監督、日本版『マッドマックス』をやろうとしたのかも...。笑


ここからネタバレ

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そして、なにより、伊東鴨太郎を演じる三浦春馬さんが良かった!
自己承認欲求が強く、自尊心が高い役が思いのほかピッタリで、主役の座をとって奪うほどの存在感がありました!

本作を見終わった後になると、
本当の碇シンジくんは柳楽優弥さん演じる土方さんではなく、鴨太郎だったのでは?と思ったり...。
いつも、孤独に苛まれ、周囲に認めてもらいたいと思いながらも、それを上手く伝えきれない彼の姿は、エヴァパイロットのシンジ君にも繋がるものがありました。

また、伊東の最期=新撰組との絆を表現したシーンは本作屈指の名シーンで、銀時が万斎との対決で縛りつけられたシーンとは対称的な"線"の描写に胸を締め付けられました...。

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というわけで、大ヒット邦画の続編の本作。
前作のヒットにより、予算が上がったのか、予想以上にカッコいい演出も増えており、マンガ実写化作品をあまり見ない人にこそ、おすすめしたい傑作エンタメ映画でした!

参考

映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』主題歌特別映像【HD】2018年8月17日(金)公開
https://youtu.be/a3JTMwEthr4
(いや~、今回の主題歌は鬼カッコ良かった!!是非FULLverは劇場で!!)

【公式】ドラマ「銀魂2 –世にも奇妙な銀魂ちゃん-」第1話〈眠れないアル篇 ショートver.〉(小栗旬、橋本環奈、山本美月、柳楽優弥、吉沢亮 、堤真一、中村勘九郎、立木文彦ら出演!福田雄一脚本/監督)
https://youtu.be/A2aKoHfPzLA
(いや、神楽の再限度よ。笑)
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