少年ジャンプの人気原作の実写化第二弾。
監督は引き続き福田雄一で、銀さん役の小栗旬など出演者も同じです。今回は真選組動乱篇がメインの話になっており、そこに将軍絡みのギャグ回をトッピング。
レビューはしてませんが、僕は前作も一応観ております。そっちはあまり期待せずに見ましたが中々良かった。出演者のインパクトもあったのでそれに見慣れてしまったのもあり、今回はちょっとパワーダウンかな？冒頭部分がアニメさながらで一番面白かったかもしれない。
話は真選組が主役の原作でも人気のあるエピソードで、肝心の伊東役の三浦春馬も良かったです。河上万斉役の窪田正孝も見た目はバッチリでした。余談ですが万斉のモチーフとなったのは幕末の人斬り河上彦斎で、るろうに剣心の主役のモデルでもあります。
結構原作のストーリーを忠実に再現してます。でも二作目でコレをやっても映画のみでは真選組の絆の強さとか分からんのちゃうかな～。ここに至る彼らの色んなエピソードの積み重ねがあってこそ、この話は熱いのです。でも俳優さんたちの演技もあってコレはなかなか良かった。
一方、ギャグパートのほうはイマイチに思えた。確かに原作を再現してるだけどアニメの方が面白かったし、オリジナルの要素もすべりまくっている。なんとなくだが空知英秋と福田雄一って得意とするギャグセンスのベクトルが違うように思える。高杉役を堂本剛にしてるのもある意味ギャグ？
アクションも良いとはいえないけど、まだ見れるほうです。相変らず出演者の皆さんが全力で演じているのでそれが一番の見どころかな？
