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工作 黒金星と呼ばれた男のLEGIONのレビュー・感想・評価

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)
3.5
個人間ではなく政府、国を背負っての心理戦はとても見応えがあり、南朝鮮の工作員である主人公や北朝鮮の経済委員会所長が持っていた国からの圧力に屈しない信念により物語が展開されていく様は興奮感が増した。単なるスパイ作品というよりも敵対関係にある者同士の友情がうまく組み込まれた作品で感動しやすかった。
工作員であることや目的の見えない国の動きなどからくる緊張感が作品全体を通して感じられ、国民を左右する政治を自らの安全や権力のために利用する怖さというものも感じられた。
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