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グリンゴ 最強の悪運男のmotoiのレビュー・感想・評価

グリンゴ 最強の悪運男(2018年製作の映画)
3.0
うーん、なんでしょうか。決してつまらないわけでは無いんですが、取り立てて面白くも無い感じですか…

宣伝文句の「最強の悪運男」と言う程、悪い展開かいな?と思ってしまった。
確かに主人公にとっては悪い展開です。でもそんな展開が連続して起きるようなイメージを持って観に行ってしまったんですね。だからなんかイマイチ感が。
要は完全に先入観持ってた、こっちのミスですけどね。

まあ主人公が自発的にどうこうするのは最初だけで、話の大半は不可抗力で流されていくので、そこを捉えると「最強の悪運」なんでしょうけどね。

但し、映画の出来は悪くないです。メキシコを舞台にアクションもあり、ストーリーを追う分には飽きないと思います。
コメディ要素も有るような雰囲気を受けますが、あんまり無いです、というか殆んど無かったかな、思い出せん。

主人公のハロルドと旅行者のサニーとのやり取りにこの作品のメッセージ性が込められてはいるんですが、そもそも主人公は自ら何か勝ち取った訳ではなく観客にカタルシスをもたらさないので、共感がしづらくあまり響かないですね。

最後にNGOみたいなところで活動していた、ミッチが可哀想やんってちょっと思ってしまった(^_^;)
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