ぬーたん

THE UPSIDE 最強のふたり/人生の動かし方のぬーたんのレビュー・感想・評価

3.3
みんかい?参加レビュー。前回はギリシャツアーガイドをやって気分もハッピー💕今回の舞台はアメリカ!ヨーロッパに比べて華も名所も無さげだけど、ノリノリでガイドしまっせ~!え?お呼びでない?こりゃまた失礼いたしまっした!😅
この映画はずっとクリップしてたけど観てなかったからグッドタイミングゥ~、選定者のYamaちゃん、グッドチョイスゥ~👍アリガトー!
何故観なかったかというと、こちらのオリジナル『最強のふたり』がとても良かったからなんよ。ヨーロッパでスマッシュヒットするとすぐにリメイクしたがるハリウッド!出来上がった脚本で楽して儲ける気満々だわ😤『人生、ブラボー!』がヒットしたらすぐにリメイク発表、『人生、サイコー!』は全く内容も設定も変わらずで、リメイクの意味があるのかな?と思ったし正直ガッカリした。ただ、ハリウッドの有名俳優(ヴィンス・ボーン)を使ったから、日本でもアメリカでも馴染みが良くなり、まずまずヒットしたね。『ドラゴン・タトゥーの女』は本も好きでオリジナル映画も良かったから期待してなかったけど、ハリウッドは本気出して来た。なんと、ダニエル・クレイグとルーニー・マーラを起用した。更にプラマーやスカルスガルドなど脇役は渋オジで囲みキメて来た!長尺の本国版よりかなり短くまとめラストも変えて、これはいい勝負!と思わせたのは凄かった。原作本があるからリメイクというよりは別の映画なのかもしれないが、ハリウッドの本気とリッチ振りを見せつけられたわ😅
今作は…冒頭のシーンから設定から、オリジナルの内容を全く崩さずに、悪く言えば良いとこ取りで無難に作った、それは安定の『リメイクの正しい作り方』なのかもしれないね。変えたのは家族構成と盗んだものくらいかな。その変えたのが良くなかった。元妻と息子が居たら、それはもう他人のフィリップより家族への愛情と責任と銭っ子が勝っちゃうよ。家族のため金の為という根っこが純粋な友情の邪魔をしてるような気がした。
さて、『最強のふたり』の俳優2人。特にオマール・シーが素晴らしかっただけに、今作ではどうかな?と思ったが、そこはケヴィン・ハートのお出ましだぃ!泣く子も黙る、あの巨漢のロック様も黙るんだぃ!先日観た『ファザー・フッド』ではシングルファザーでオムツも取り替えちゃうんだぃ!アカデミー賞の司会者のオファーも来た(やらんかったけど)ほど人気の或るコメディアンで俳優のケヴィハ!オマールと同じ黒人で役もズケズケ悪態ぶりも一緒。でもどうよ?やっぱりあの当時全く無名だったオマシーのインパクトの強さ、その後の人気上昇っぷりを見ても、やっぱりこれは勝てなかったね。誰がやっても勝てんかった。
一方のフィリップ役はブライアン・クランストン。『ブレイキング・バッド』でお馴染み。長身でイケオジ、お洒落で素敵だった。スーツにマフラーでビッシっと決めたら、首から下が麻痺してるのも忘れてしまうくらい、カッコいいって思ったもんね。でもやっぱりこちらもフランソワ・クリュゼが自然でリアリティあったなあ。
秘書にニコール・キッドマン。えぇ?とちょっと引いたが、これがまあ結構良かった。普段の役や私生活のイメージとのギャップね、これが萌えに繋がった。メガネで色気ない役も合うんだね。
文通相手の女性、結構お歳だけど何処かで観たね~ってすっかり忘れたけど、『ER緊急救命室』のキャロルでないか!ジョージ・クルーニーの彼女役。当時は私生活でも恋人だったらしい。そのジョークルはさっさと出世街道を進んで行ったが、彼女はERの後はあまり観ることもなく‥。この当時で53歳位?綺麗だが皺が多くてちょっと老けてるが元々老け顔だったもんなあ。食事の途中でのあの発言は‥食べた後でも良くない?とちょっと感じ悪かったけど。
ケヴィハ&ブラクの最強のメンバーで作る最強のふたり(変な邦題やめれ!人生の動かし方って何よ?)だったが、オリジナルを観た私はやっぱりあちらに躊躇なく軍配を上げる。🏳赤上げて~白上げない、赤下げないで、白上げないっ♫って感じで、赤の勝利🏆
実はオリジナルは映画館で観たが、ちょっとした苦い思い出があるんよ。昔の同僚にその当時の仕事先で偶然バッタリ会って、元々は仲が良くその人の結婚式にも出た位だから、じゃあご飯でも行こうね~となり後日ランチに行った。ランチの後、私は映画観て帰るから‥とさよならしたら、一緒に観たいって。で、いいよって観た映画が『最強のふたり』彼女はえらく感動して、映画もお勧めのランチも美味しかったし、また誘ってねと。その後も数回一緒に食事に。それなのに、その数年後(一昨年かな)久々にラインしたら既読スルー放置‥。私はムカつき彼女とは付き合わんと思ったが、心の広い天使😇のようなワタクシ、数日後に謝って来た彼女を許してまた一緒にランチや映画行こうと言ったのに、結局彼女からは以降連絡なし!どうしてるかな?と思い出す度に、オマール・シーの顔が目に浮かぶんよ。最近ではその彼女の顔を忘れオマシーの顔=彼女の顔という方程式で思い出すから🤣噂では家族のトラブルがあるとかで、こちらからは連絡し辛い。友達付き合いってムズいねぇ。っどうでもいい話またしちゃった!💦
さて、ケヴィン渾身の下ネタ演技もさほど笑えることもなく、ホッコリするシーンも少な目、1度観た話だから、展開も読めちゃう。2人が少しづつ心を寄り添わせ絆が深まる過程が、オリジナルに比べ雑に描かれ、どうにも感情移入し辛い。
豪華な内装、絵画、車、音楽のチョイスなどはこちらもオリジナルが好みだけど、リメイク版も良かった。
そしてパラグライダーからぐっと良くなった。オリジナルと同じだしベタベタだけど、やっぱり大空を翔るシーンは壮大で素敵だった。私も飛びたい!って思い立ち、調べたんよ。そしたら、北海道では土地が広いせいか、十勝、富良野、ニセコなど割とあちこちでやってるんよ。これはやってみたい!と気持ちがつのる、鳥になる夢見るぬーたん。
黒板五郎の石の家の近くで、そう五郎さん追悼飛行じゃい。ここで私は鳥になる!鳥選手権みたいにグングン行っちゃう🦅富良野の中心で、愛をさけぶ。五郎~ってさけぶ。頭の中で聴こえる歌は、あ~あ~ああああああ~♫(北の国から・さだまさし)と、大空駆け抜ける~♫(大都会・クリスタルキング)だな。そんな妄想して、旦那を誘ったら(1人じゃ怖いもん)『自分は飛ばない。1人で飛んでね。落ちても知らないよ』とニヤニヤしてる。冷たいヤツめ😤
で、そのシーンからのラストはやっぱりホロリ。泣けちゃったよ😢

☆このレビューで私は何回、オリジナル、と書いたでしょうか?書き過ぎた😅どんだけ比べるんじゃ!とちと反省。比べちゃいけない。みんな違ってみんないい。(金子みすゞ)
でも比べるよね~笑

※おやつは、温泉まんじゅう。一昨日洞爺湖に泊まり、サービスで貰ったホテルオリジナルまんじゅう。あんこ甘さ控えめで皮が美味しい!ホテルの部屋からぎってきたほうじ茶と。
※夕飯は、これも旅行のお土産。自分ちには虎杖浜のたらこ、苫小牧のホッキ、白老の牛肉を購入。ホッキの炊き込みご飯、肉豆腐、エノキのたらこ合え。美味し!
ぬーたん

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