てるる

GODZILLA 決戦機動増殖都市のてるるのレビュー・感想・評価

GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)
3.3
世間的にアニゴジと呼ばれてるポリゴンピクチャー製作の第二弾。
ていうか三部作なの公開日に知ったわ。

前作が面白かったの後半20分くらいだったので(途中寝ましたけどね)、今回どうしようか迷ったけどタダ券手に入ったので観てきました!

率直に言えば前作よりは多少面白かった。
でも前作と同じくガッズィーラと戦うまでが長過ぎるんですよ。
ガッズィーラと戦うまでが。

序盤はいいんです。
謎の部族みたいなのが出てきて、「こいつらの正体は?!」て気になるし、メカゴジラが…間違えたメカガッズィーラがどういう風に出てくるか気になるしで眠気は無かった。
その後、一旦落ち着いて準備段階に入ってからは説明過多なので急に眠気が。
そして寝落ち。

そして結局…あれ?メカ…ガッズィーラは?終わり?
ナノメタルという設定は悪くないけど、ありきたりだしむしろメカとガチンコ対決させたほうがよっぽどテンション上がるのに!てなる。

もちろん超巨大ガッズィーラは劇場で観るとド迫力。
歩く地響きも凄いし、熱戦を吐く時のビリビリ感も凄まじい。
でもそれだけかな。

前作でも感じたけど、SF要素が逆にストーリーに入り込む邪魔をしてる。
人間側にも種族設定盛り込んだり、何万年後の地球っていうアフターアース感だったり。
これ一般のSF慣れしてない観客付いてけてないでしょ…。

後は魅力を感じるキャラもあまりいないのがキツイ。
せっかくアニメにしたのなら、もっと実写では出せない魅力あるキャラを創造して欲しかった。

次でライバルのあやつが出てくるらしいけど、正直今のところ「シンゴジラ」どころかハリウッド版ゴジラにも内容的に負けてる気がする。
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