オーデュボン

GODZILLA 決戦機動増殖都市のオーデュボンのレビュー・感想・評価

GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)
3.4
ナノメタル。

地球で一体のゴジラを倒したハルオ達の前に現れたのは、全長300mにも及ぶ巨大なゴジラだった。そして隊員達は2万年が経過した地球で、ヒトの生き残りと見られるフツアと呼ばれる種族と出会う。アニメゴジラシリーズ第2作。

今作では遂にメカゴジラがその全貌を明らかにするが、今までの実写映画で登場したものとは全く洋装を異にする。個人的に拍子抜けしてしまったのは事実だが、よりハードなSF路線としてこれはこれでありだとも思う。
更に、前作ではあまり浮き彫りにならなかった種族間の考え方や信念の違いがはっきりと描かれる。単なる怪獣映画という枠組みを取り払い、より深いテーマへと進む意気込みを感じた。この部分は地球における人間vsゴジラという単純な構図では描けない最たる部分であるが、少し冗長に感じてしまった面もある。

シリーズを通じてやりたいことが1作目では曖昧だったが、2作目の終盤にしてそれがようやく明らかになったように思える。そしてエンドロール後に明らかになる事実は完結編となる次回作へのフックとして期待が持てる。やはり2016年に大ヒットした「シンゴジラ」と比較するとどうしても全面的に好きにはなれないが、全く違う方向性を持って進むシリーズがどう結末を迎えるのか、2018年11月が楽しみだ。