ザキノヲ

GODZILLA 決戦機動増殖都市のザキノヲのネタバレレビュー・内容・結末

GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

1作目で少々厳しめの見方をしてしまったこともあり、今回はどうかな…とこわごわ鑑賞。

うぉーいいじゃん!前作で基本的な設定をギュウギュウに語っておいた分、今作はこちらもそれぞれの立ち位置が分かってすっきり観られる感じ。
ハルオ君も前作以上にしっかり気持ちを喋ってくれるので好感が持てた。
"俺の私怨に仲間達を付き合わせてはいないか…"多少なりと自覚はあったんだなぁ…(笑)。

ハルオと仲良くなったミアナに妬くユウコ。中学生じゃないんだから…。予告編で我々をざわつかせたハルオとのキスシーンでミアナ&マイナのコンビもちょっとざわついてたのが面白かった(笑)。

ゴジラが磁石になり、ラドンが粉になり、機龍は勝手に動き出すと、昔からメカゴジラが話に絡むとだいたいどこぞの仮面ライダーばりに不思議なことが起こるのだが…、今回起こった不思議なことは2万年放っておいたらメカゴジラがメカゴジラの形を捨てていたことだろう(笑)。ゴジラとメカゴジラの怪獣対決が見たかった人はちょっと気の毒かも。まぁ、タイトルに嘘はない。

前作で多大な被害を被った戦闘部隊一行だったが、放棄されていたメカゴジラのシステムが生きており、十分使えることを知って主にビルサルドが大喜び。ゴジラと戦うにあたっての物資不足はメカゴジラの材質であるナノメタルを活用することでほぼ解決したものの、地球を取り戻すことよりもゴジラに勝つことにこだわったビルサルド達は次から次へと自分からナノメタルと融合し始め、ハルオ達人類との足並みが狂い始めるのだった…。

作中の地球では、植物や生物がみんなゴジラの劵族のような形に進化することで繁栄している様子であり(フツアはまた別)、他のものを取り込んで増殖していくナノメタルと同化するということはそれこそゴジラに従属する他の生物とおんなじなわけで。そーじゃねーだろ!と言うハルオに対し「怪獣ってのは人間じゃ勝てねーから怪獣なんだろ!?」と返す場面。突然いかにもゴジラシリーズらしい台詞が出てきてちょっと笑ってしまった。これがウルトラマンとかだと「巨大な力に頼らずとも地球の平和は人類の手で守っていける」みたいな流れになっていくのだけれど。東宝と円谷の怪獣観の違いがうかがえるようで面白い。

一方母星を失って地球に来たエクシフの昔話も明らかに。彼らの星もまた行きすぎた文明が"ゴジラなんか目じゃない"怪獣を産み出してしまった結果滅んだという。
名前を言うのも憚られるが、いまから本気でゴジラ倒しにいくオマエは知っといた方がいいかもな…と、ハルオにナイショ話をするメトフィエス。

…その名は●●●。
ですよねーー。

次回作に出す気満々じゃないっすか(笑)。
でもメカゴジラがこういう出方だったこともあり、●●●も変化球的な登場になるのかなぁ…。

観ているこちらも世界観が掴めてきて、どうオチをつけるのか楽しみになってきた。どうなるかな3作目。