Kodai

Love,サイモン 17歳の告白のKodaiのレビュー・感想・評価

Love,サイモン 17歳の告白(2018年製作の映画)
4.3
劇場で観たいと思ってたけど、見れずじまいで、やっとレンタルが出たのでAmazon prime videoで鑑賞。

凄く好きな映画の1つになりました!
LGBTとか関係なく、1人の男の子の成長をシンプルに描いていてすごい観やすかった。
ありのままの自分を認めてあげること、誰しもが葛藤を抱えてるという結構重たいテーマをポップな作風で、無駄に深刻にし過ぎないように映しているのが、個人的に好きでした。

こういう作品が増えることで、もっと多様性とか1人として周りと同じ人はいないんだよ、ということをフラットに感じられる作品が増えるといいなーって思いました。

劇中で一番グッときたのは、周りの期待する自分と、本来の自分、仲がいい家族だからこそ、友達だからこそ、今の関係が変わることを恐れて話せなくなってしまう葛藤のシーンに凄く共感して、引き込まれました。

誰でも本来の自分をさらけ出すのは怖くて、それを認められてもらえなかった時を考えると、それだけで声が出なくなってしまうし、今回は主役のニック・ロビンソンの演技がめちゃくちゃリアルに感じました。

特に、親にカミングアウトするシーンのツバの飲み込み方とか、セリフのため方とか、すごくリアルで主役のニック・ロビンソンがさらに好きになりました。いいですよね、めっちゃ好きな俳優さん笑

あとは個人的な13の理由のキャサリン・ラングフォードが好きなので、彼女が出てるだけでも一見の価値ありです笑

横顔と瞳にすごく魅力を感じる女優さんですね。これからもっといろんな映画に出て欲しい。
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