いつか同性愛がこんなに深刻に語られないような世の中になればいいと思う。
でも学校という狭いコミュニティでは、同性愛じゃなくても差別され疎外される。ティーンにとっては人と違うことは罪を犯しているのとまるで同じことのように扱われることがある。
それを覆したサイモンの勇気には泣けた。
相手の子も黒人でユダヤでゲイなんて、あっちの文化ではかなりキツい扱いをされるだろうに、よく勇気を出して行動したなと思って感動した。
親がちょっと深刻に受け止めすぎな気はしたけど、、そんな病気じゃないんだからさって。
ありのままが世間様に受け入れて貰えなくても、ありのままの自分を抱えて立ち向かうことでしか状況は変わらない。
ただの性的指向なのにね、と切なくなった。
他の誰とも変わらない。ゲイだからって特別なわけじゃない。変わらない自分自身だから良いんだということをわかってくれる人と出会いたい。
そう思わせてくれる映画だった。
終わりが爽やかで良い。