先日観た「パピチャ」は宗教に苦しめられる話だったけど、こちらは宗教に救われた話。
アダルトチルドレンはこうして作られるというお手本のような映画だった。
バックで流れた80年代ヒット曲は聞いたことあるのに肝心の「アイ・キャン・オンリー・イマジン」は知らなかったし、クリスチャン・ミュージックというジャンルがあることも初めて知った。
あの「アメイジング・グレイス」の背景や歌詞の意味にも驚いた！
失意のうち家に帰ったバートと父親が壮絶なぶつかり合いの果てに和解するのかと思ったら、パパは神様に出会って既に改心してたのが拍子抜け。
本来DVの治療には本人の気付きが絶対条件で何年も掛かるものだと思うんだけど。🤔
あんなに荒れ狂っていたパパの人生が代わっちゃうんだから信仰の力はやっぱりスゴい。
その辺りのシーンをじっくり見せて欲しかった。
メインキャストは白人しか出て来ないし保守党やキリスト教原理主義者が大喜びしそうなところが気に掛かるけど、父と息子の魂の交流にはやっぱり素直に感動したい。👏👏
デニス・クエイドがめちゃくちゃ素晴らしいかった。
