しばらくSF系の映画が続いたのでコメディを探していたらたどり着いた映画です。ピンクのパッケージがどんなコメディなのか期待させてくれますね。
自分の容姿にコンプレックスがあるレネーは、ある日、ジムでエアロバイクから転落して頭を打ってしまいます。目が覚めた彼女は、鏡を見て自分の見た目が超美女に変わったと思い込み、全くコンプレックスのない自信たっぷりの絶好調な人生を送り始めます。
コメディだけど、コンプレックスを扱っているためか意外に笑えない所がありました。特に、最初にあるシーンの数々は、ちょっとばかり痛いなと感じました。それよりも、物事は考えようなんだなと、あらためて考えるきっかけを与えてくれるいい映画だなと思います。
最後の方のレネーによる化粧品のプレゼンがTEDみたいで素晴らしかったですね👍。これだけ人の心に訴えるプレゼンが出来るなら、すごく能力や魅力のある人間だと思います。まさしく、「人は欠点を気にしすぎて、良い部分を台無しにしてしまう」ですね。確かにそうなんだよなあ🤔。
それにしてもこのレネー役をやっている役者さんの体当たりな演技というか女を捨てた演技には、とても感心させられました。
自分の生き方に自信がない時に見るのがお勧めの映画だと思います。特に容姿を気にして、一歩を踏み出せない時ってあると思うのですが、そんな時にはとてもいい映画だなと思います。
