むぎたそ

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニングのむぎたそのレビュー・感想・評価

4.5
機内にて。軽いコメディかと思って観たんだけど、まじ泣き。素晴らしかった!自己肯定感低いとグッときすぎる。自己肯定感低いって自分にもまわりの人間にもマイナスでしかないんだよな。行動と言動は思考を変える。子供の頃は誰しもが持っていた無邪気な自信、それを取り戻そう。誰もがそこにいるだけでいいはずなのに。人によく思われようとする、人の基準や価値観に合わせるのではなく、自分の内なる力で、世界を変える。変えられるのだ。元気がなくなった時にまた観たい。外側でなく内側のお話でした。

(普遍的に人の心を打つ)傑作だけど(主人公がかわいいわけでもないし、とても魅力的だけど)なんか日本では公開されなそう、って思ったんだけど、ちゃんと公開されるみたいで安心しました。さすがにそんなに映画産業終わってないよね。

2022.4.19
これ日本公開された時に一緒に見た人に軽くdisられてからなんとなく見てなかったんだけど、改めて見たらやっぱり内容素晴らしかったな。気の持ちようで、行動も周りの反応も変わっていく。勇気を出して。あなたはそこにいるだけで素晴らしいのだから。(最近は、「自己肯定感」という言葉の罠についても考えているところなので、そこらへんも刺さったり。上記の最初の感想の頃だと私も「自己肯定感」の概念に縛られてるんですけどね。)あと、初見時にはそんなに気にならなかったけど、イーサンも女らしさ男らしさの弊害に苦しんでるっぽいキャラってことがけっこう描かれていたのだね。まあそこを主人公はそんなにどうこうとらえないのではあるが。。友達とかリリー・ルクレア社のきょうだいとかジムに来てる女の人とかもそれぞれコンプレックスある存在として描かれていたのがよかったな。久しぶりに見たのは、夜散歩でぶらぶら歩いていて入った高円寺の書店・あゆみブックスにて遭遇した「新しい出会いなんて期待できないんだから、誰かの恋観てリハビリするしかない(愛と教養のラブコメ映画講座)」(ジェーン・スー/高橋芳朗)がきっかけです。まあひさしぶりに見ると主人公の勝手さ(強引さ)とかも目立つんだけどそれも含めてよくてきてるなあ、と。
むぎたそ

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